日々の暮らしの中で共に時を過ごした道具は愛しいもの。 新しく迎え入れたことで生まれた習慣や、 普段は手間に思うことも気持ちよく過ごすことができたり、 いざという時は暮らしの支えになってくれる頼もしい存在にも。 道具は暮らしに寄り添い、変化を与えてくれます。 用途をこえ、生活に馴染んだモノたちが日常を築いていく。 今回の展覧会ではそんな共に暮らす道具たちを目指して企画しました。

そこで前回にひき続き、インスタグラム・SHAPE&DECORATIONアカウント内では展覧会までの期間、「共に暮らす道具たち」と題して会場になる会津屋店主 杉田幸一郎、ガラス作家 加倉井秀昭、廣島晴弥が持ち回りでコラムを連載します。 前回の展覧会ではモノ選びのきっかけをテーマとしましたが、今回はモノを迎えてからの生活や日常がどのように変化し、共に暮らしてきたかをそれぞれの体験をもとに綴っていきます。

また、物語の中からヒントを得て作品を制作することも考えています。どうぞお楽しみに。