我が家ではいつも、いやほとんどBGMでラジオが掛かっています。

朝起きて支度をしている時、仕事をしている時、ご飯を食べている時、就寝前の時間も含めると一日中かもしれません。

無論、テレビもありますが見たい番組を見終えたら大体すぐ消しています。テレビがついているといつの間にか時間が過ぎていて損をした気分になってしまうようで。

そんな調子でずっとラジオを聴いていると番組で時間や曜日がわかるようになるので便利なことも。ラジオの良いところはちゃんと聴いていなくても情報が程よく入ってくるので新聞を読みながらやメールを書きながらなど二つのことをしていてもあまり気になりません。流石にテレビと一緒にラジオがついていると叱られますが。

そしてラジオ好きの一番ソワソワするのが4月と10月の改変時期だったりします。いつも聴いている馴染みの番組が終了する間際の「番組の最後に大切なお知らせがあります」と聞くとドキッとして胸がざわつくあの感じ。

突然、友達から転校すると聞かされたようなショックがしばらく続き、最終回を迎えるその時は仕事の手も止め、しっかりと耳を傾けて最後を見届けます。

ふとした拍子に思い出す友人にも似たこの感情は長く同じ時間を過ごしたからかもしれません。

そして今日もラジオと共に。

廣島晴弥