昔、当店は雑貨も数多く扱っていました。
先代がヨーロッパの可愛らしい雑貨店に強い憧れを抱いていたためです。
それから約40年、私の代となり、春日・後楽園の再開発事業で仮店舗に移転するのを機に、再び器専門店として舵を切りました。
何より私が器が好きだったので、会津屋の原点である器屋に立ち返ろうと思ったのです。 こちらはそのときに益子で購入したアンティークのショーケースです。
これから器屋としてやっていくんだという希望と不安が入り混じった中、
この先に夢だった器屋がある、そんな気持ちで購入したのを覚えています。
モノの購入が夢の実現の1パーツとなる、とてもエキサイティングなことだと思います。
新店舗になった今も当店の入り口で、メイン什器として活躍しています。
会津屋 店主 杉田幸一郎
会津屋 店主
杉田幸一郎