今回、展覧会に合わせてコラムを書いてきましたが今まででいちばん暮らしが変わったなと思うモノはコーヒーとレコードかもしれません。
両者とも休日のスイッチを入れてくれるような暮らしのメリハリをくれるモノたちです。
忙しい普段の朝は手軽なインスタントコーヒーにお世話になっていますが時間のある時は豆を手動ミルでゴリゴリ、カップも湯せんしハンドドリップで入れる作業も含めて楽しく感じます。
レコードもやっぱり余裕がないと聴くところまで手が伸びません。 朝食を作るときにはこんな感じかなと棚から一掴み。 紙ジャケットから取り出すのも気を遣うような品物ですがあの大きさと質感が心地よいと感じてしまいます。
どちらも手間のかかることかもしれませんが気に入った道具があるからこそ望んで楽しむことができるんだと思います。
気になったものを見つけた時はそんなイメージを自然と感じているのかもしれません。
廣島 晴弥
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廣島 晴弥